雪端為成の書斎

足りないのは小手先の描写力ではない、現実をも超える想像力。
Sound Horizon『天使の彫像』より
I write my first draft with my heart. THEN, I rewrite with my head.
映画『小説家を見つけたら』より

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再開&『兇天使』感想

さて、MS業務も再開しましたので、つれづれと筆の赴くままに書き散らすといたしましょう。
今日は、読書記録でござい。

兇天使 (ハヤカワ文庫 JA ノ 2-10)兇天使 (ハヤカワ文庫 JA ノ 2-10)
(2008/02)
野阿 梓

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SF大作ですが、圧倒されました。いろいろな領域で。
感想は、続きます。
まず読んでいて、引き込まれる作品でしたね。
独特の文体と奇想に富んだ舞台、次々に移り変わる作品世界と、圧倒される展開。
幻想溢れるファンタジー、妖気漂う歴史ドラマ、登場人物たちの口を借りて語られるさまざまな文化。
次々に開帳される豊かな学識、詩作にオカルト、没頭できる作品というのはこういうものを言うのだろう と痛感しました。

ともかく、長編の映画を見ているか如く。
もしくは、優れた芸術作品を鑑賞しているがと如く。
完成された美しく、そしてまた娯楽としての一級の物を得た想いだったのでお勧めです。
ただ、SFというにはあまりに幻想的で。
ファンタジーというにはあまりにも思索的で。
オカルトでもミステリーでもなく、交じり合ったものなのでどういった層の人に進めて良いものか。
再刊行されて、手に取りやすくなったことに感謝しつつ、とりあえず良い買い物をしたと思うのであります。

さて、読んでない人が私の感想を読んでも面白くないでしょう。
ですが、読んでいる人が私の感想を読んでも、別に感銘は受けないように思います。
なので、特に印象を受けた場所を紹介して、それをもって、感想と推薦の一文としましょう。

第四章において主役となるテイヤール=ド・シャルダン 彼は私にとっても縁の人物なので、特にこの章が私はお気に入りです。
人類進化のビジョンと、オメガポイント思想、そして神の業と進化という科学の最先端の狭間で懊悩したカトリック哲学者、彼の業績と思想が見事に作品に取り込まれている様には、本当に圧倒されました。

と、意味不明な文章になってしまいました。
まぁ、すごーいさくひんだよー ということで(笑)
余韻に乗って書き散らしてしまうほど、圧倒的な作品であったので、一読をお勧めいたします。
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  1. 2008/05/14(水) 23:59:59|
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