雪端為成の書斎

足りないのは小手先の描写力ではない、現実をも超える想像力。
Sound Horizon『天使の彫像』より
I write my first draft with my heart. THEN, I rewrite with my head.
映画『小説家を見つけたら』より

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萌えってなぁに? 萌えってなんだろーぅ!

まず最初に言っておきますが、いまテレビとかの煽りもあって氾濫してる萌えなるものは
基本的に嫌いです。
萌えというものが一人歩きし、
萌え~! と騒いでる人を含めてのイメージが先行している気がします
大概、オタクっぽいなにかのキャラクターにきゃーきゃーいってる感じでしょうか
もしくは、年甲斐もなくアイドルや芸能人、アニメキャラなんかに惚れ込んでる様子とか

今回考える萌えは、ちょっと違うものです。
文章を書く以上、キャラクターを創造することは多々あります。
また、他人やPLが作り出したキャラクターを拝見する機会も多いのですが
記号化論でもよく言われるように、キャラクターは様々な要素に分解できると言えます。
特にこうしたライトなサブカルチャーでは
仲間同士の共有のために、わかりやすい類型化が進みます。
それは口調の特徴だったり、性格であったり、姿形、体型、過去、行動と多岐にわたるのです。
そうした個々に対する萌え、というのはある種のフェチズムだと私は考えています。
あるキャラクターをばらすと、さまざまな要素が存在するわけで
たとえば、スタイルの良い という要素は非常にわかりやすい記号です。
そして、そうしたキャラ全部が好きならば、それは巨乳フェチと言えるでしょう(ずばり

で、萌えとはなにか。
それはフェチズムをスタートとして、さらに複雑化した先にあるものだと考えます。
様々な要素、記号が複合した先に生じる感情こそが萌えであると私は提案します。
いまでこそ、ある種の嗜好やフェチに対して萌えという言葉も使いますが
最初はキャラクターへの愛情を表現する言葉であったように思います。

それは、キャラクターの要素に対してではなく
キャラクターが複合して併せ持つさまざまな記号的要素の集合体として
そのキャラクターが成立しているからこそ、
キャラクターへの愛情がわき起こるからだと思うのです。


おこがましいのですが、私が大好きな人物として
池波正太郎先生の鬼平シリーズに登場する、長谷川平蔵、つまり鬼平が居ます。
萌えというか、私はこのお方に心酔しているわけで。
ですが、それは鬼平の個々の要素に惚れ込んでいるからなのでしょうか?
否、鬼平という存在全体に対してその思いがあるわけです。
池波先生が史実を元に構成して作り上げた
鬼平という人物のさまざまな側面を合わせて惚れ込んだわけで

これこそが、萌えというものではと思うわけです。


だからこそ、人気のキャラクターの記号要素をコピーして
萌えを大量生産する昨今の風潮は嫌いです
キャラクターは、要素の寄せ集めではなく、たとえ様々な記号で分析できるとしても
そのキャラクターがキャラクターとして確立しているからこそ、愛情を感じるはずです。

そして、そこまでキャラクターを確固と作り上げることができるようにならねば
読者からの本当の愛情を得ることは出来ないとも考えるわけです。

なので、本当に愛されるキャラクターと ただ媚びをうってるキャラクターは違う! と
力説したかったわけで
さらに言えば、私は未だにそうしたキャラクターを作るのが下手なのです。
ますます精進しないと行けないですね。

ということで今日はこの辺で。
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  1. 2010/02/07(日) 23:59:59|
  2. 文章・考察
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