雪端為成の書斎

足りないのは小手先の描写力ではない、現実をも超える想像力。
Sound Horizon『天使の彫像』より
I write my first draft with my heart. THEN, I rewrite with my head.
映画『小説家を見つけたら』より

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フィオナ旅行記について

皆さんご存じでしょうか、フィオナ旅行記
小豆大豆さんが作者らしいのですが、私はこれのチェックが日課です。

ブログ形式での、異世界冒険小説といったところでしょうか。
キャラクターも世界観もなかなかに素敵なのですが。
今回はちょっとネタバレ含めて、やっぱりそうきたか! というのがあったので、感想を書いてみたいと思います。
最初から一気にぐぁっと読んでみるのも楽しいですよ~
たっぷり量がありますし、時折鬱展開ではありますが(笑)


でですね、最近の展開。
元ミステリー研究会所属ってぇことで、作品の次の展開を邪推してしまうのですが
今回は、ブログや毎回絵をつけることの利点を美味くつかった展開となっていました。

えー、あらすじ
主人公フィオナと相棒のヒノクレ、そして龍のカキツバタ、これが主人公一行。
迷子の王子様と、連れの影武者ヒダカ君に遭遇。
道中、和気藹々、でも事故発生。
王子が狙撃されたのだが、ヒダカが死亡したと。
それが三話前の話。前々話と前話では、そのヒダカの生い立ちについての話を聞いて
今日の話(2010/02/17)で王子は部下のキャラバンと遭遇して分かれました。

で、やっぱり! というか こうストレートど真ん中に、ものすごく良い球が来ました。
今回の絵、ピントが手に合っています。指には絆創膏。
あ、我が故郷北海道ではサビオと言います。
ですが……話を継続してみていると分かりますが……

“指を怪我したのは王子と影武者、どちらでした?”

くるかくるかと来て、ブログの地の文(=筆者であるフィオナの言葉)
では、描かず。
むしろ、死んだヒダカについて淡々と悲しみを綴り
で、絵では、どストレートにこの展開。
やはり、漫画とも小説とも違った作品として、だんだんと確立している気がします。

ということで、私はこれからも作者の小雨小豆さんと、フィオナ旅行記を応援しつつ。

今日はこの辺で。



あ、余計な事ですが、私の見解。
今回もフィオナは、全容に気付いてる。
なぜなら、影武者のヒダカくんが本当に王子を愛していたかと、王子に聞いてるし
(その結果、ヒダカは本当に王子の事を愛していたのだという 泣けますな)
地の文を、王子にすり替わったヒダカに対してのものだと捉えた方が自然。
フィオナも、ヒダカが成り代わったことに気付きつつ、それを直接的に一切触れない
触れるべきではないものだと気付いているという展開なんでしょうな。
元軍人で、なかなかヘビィな生い立ちのフィオナらしい覚悟かと思います。

さようならヒダカ はヒダカという個人が死んだことにして
これからは王子として生きるヒダカへのメッセージということですな
うむ 確かに王道の展開なんですが
最近のライトノベルは、邪道やパロディ、メタネタに走りすぎかと思います
王道の展開は、何故王道か、それは上手く使えばやっぱり王道だからこその
説得力と迫力、おもしろさがあるからだと思います。
王道を避ける気持ちは分かりますが、王道を上手く使えた上で捻る方がいいもので
今回のように、王道ド直球で ストレートに優れた展開に持って行く腕前は
素晴らしいと思いました。くそぅ負けないぞー

ってことで、蛇足終わり。
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  1. 2010/02/17(水) 19:16:01|
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