雪端為成の書斎

足りないのは小手先の描写力ではない、現実をも超える想像力。
Sound Horizon『天使の彫像』より
I write my first draft with my heart. THEN, I rewrite with my head.
映画『小説家を見つけたら』より

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宇宙戦争2005

今日、たまたまテレビで映画をやっていたので見てみた。
それは、スピルバーグ監督の『宇宙戦争』だ。
2005年の映画……もうそんなに昔の映画なのかと感心しつつ、ただただ見ていたのだが。
まぁ、俗っぽい感想としては子供2人のウザさ炸裂、といった感じ。

実は、以前から相方さんに「赤い映画」だよと聞いていたのだが、確かに赤い。
その赤を意識しながら見ていて気付いた事がある。
赤、それは血の色であり、火の色だ。私はその色から、強い暴力の香りを感じ取ったのだ。

そこでふと思い出したのは、とある作家さんの感想だ。
伊藤計劃氏は、はてなダイヤリーにて、舌鋒鋭くSFや映画の評論を行っていた作家である。
彼の書いた『虐殺器官』や『ハーモニー』などの作品には、SF好きとして羨望と嫉妬を覚えるほどの作品であった。
早世してしまったことが非常に残念なのだが、とりあえず彼の『宇宙戦争』評を思い出したのである。

スピルバーグによる純粋に暴力的な演出、まさしくそれがこの映画の骨子なのではないだろうか。
ストーリーは、古典的なウェルズの宇宙戦争。オチもひねることなくストレート。
だが、映画の端々から感じるのは、あまりにストレートな暴力に翻弄される人々の姿だ。

ヒーローは不在、巻き込まれた人々は他人を犠牲にしてまで生き延びようと暴力を振るう。
だが、全てを巻き込んでさらに強い暴力が蹂躙していく。
残るのは、灰と人々の衣服の雨、そして赤い痕跡。
重々しい風景も、駄目親父と子供たちの会話も、やはりどことなく暴力的な香りがする。
911をあえてイメージさせる画面作りも、やはりそうした暴力の痕跡がこの映画にはあるのだろう。

………と、何年前の映画のレビューをしてるんだと思いつつ。
最後に思ったこと。
たしか、大阪の日本人はあの最強最悪のトライポッドを数体倒したとのこと。
日本には、津々浦々にローカルヒーローがいますし、ロボットも参戦したのでしょう。
動き出す太陽の塔、こんな事もあろうかと仕込まれていた巨大ロボ。
日本の危機を救うため集うゴジラにモスラに、ガメラにヘドラ(ぇ
まぁ、それだけ集まれば、トライポッドの1、2ダースなんてチョロいもんですな。

きっと日本は安泰でしょう。
ってことで、今日はこの辺でー。
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  1. 2011/01/22(土) 23:53:37|
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