雪端為成の書斎

足りないのは小手先の描写力ではない、現実をも超える想像力。
Sound Horizon『天使の彫像』より
I write my first draft with my heart. THEN, I rewrite with my head.
映画『小説家を見つけたら』より

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映画「アベンジャーズ」感想! その1

お久しぶりです。
前は春だったような……気付いたときには放置状態。そんなブログです。
で、しばらくは真面目に更新しようと思いましたので、まずは映画の感想で肩慣らしを。
アメコミ映画は片っ端から見てますよー。
大ファンなので。
まぁ、凄い映画だということは方々で書いてあるでしょう。
また、同時に、さっぱりわからんという人もいることでしょう。
感想では、自分なりの視点を交えつつ、ちょいとしばらく語ってみましょうか。
アメコミなら、ということでこの曲。AQUAのカートゥーンヒーロー



さて、久々の更新でさっそく語らせて貰いますが、最高に良い映画でした。
どこが良かったか。
その最たる点は、「ファンを喜ばせる映画」だという点です。

アメコミは、日本の漫画とは全く異質なものだと私は思っています。
どちらが優劣、というわけではありません。
説明は難しいのですが……
日本の漫画が、非常に優れた『作品』だとするなら、
アメコミは、それぞれが優れた『世界』や『舞台』であると思うのです。
たとえば、私が小さい頃から好きだったスーパーマン。
最初にアレに触れたのは、もちろん雑誌ででした。
ガーフィールドや、ボーイスカウトの小冊子に載ってる短い漫画、
スヌーピーや、テレビのカートゥーン、バックスバニーやウッドペッカー。
そんな最中に、ヒーローの活劇としてスーパーマンに出会ったわけです。
その後、丁度映画版をテレビで見たり、玩具を買ったり。
そうそう、エレメンタリースクールでのハロウィンの仮装はスーパーマンでした。
(ちなみに弟はミュータントタートルズのミケランジェロ)
つまり、スーパーマンという作品世界に触れる窓口が大量にありすぎるのです。
作品も、ストーリーや設定すら違うものが沢山あります。
何年度版、誰々原作版、ヤングスーパーマンシリーズ、何年の映画版、などなど。
そのどれがメインでどれが外伝だとか、どれが本物でどれが偽物だとかいうのではありません。
すべてが本物で、すべては並んで存在するのです。

バットマンのバットモービル一つとってもいろんな種類があります。
(ビギンズの戦車型もステキですが、わたしのベストはバットマンやリターンズに出てきた長い奴
 玩具持ってましたよ。まぁ、マイケルジャクソンは実物を買ったそうですがw)
TMNTは実写版とアニメ版(旧アニメ版と今ではいうそうで)とは違いますし、
子供向けの絵本版では宇宙に行ってたり、実写映画用のコミックではまた違う話だったり、
ゲームボーイ版があったり、リメイク版があったり。
アメコミは、そのファン、ひとりひとりにとって、それぞれ自分なりの解釈や世界があるのです。
一つの作品を追いかけようとするだけで、飛んでも無い量があります。
その中から取捨選択したり、たまたまどんな作品から触れたか、等で変わってくるのです。

そして、アメコミの世界は個々人の中に差を生じながら広がるだけではありません。
アメコミの世界は、外にも広がっていきます。
それがクロスオーバー。
それぞれのキャラクターが作品の枠を越えて共演するわけです。

で、映画に話を戻しますが……
アメコミ映画というのは、多くのファンが居て、それぞれが自分なりの世界を感じているわけです。
アベンジャーズのアイアンマン一つとっても、どの作品から見たのか、
どんなキャラクターとして、それを見ているのかというのが違うわけです。

今回のアベンジャーズは、多くの映画の集合体として、巨大なプロジェクトの中で作られた物です。
アイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、ソー。かれらメインキャラはすでに映画が存在します。

まず、ファンを納得させうるだけの力でもって、これらの単発作品が作られました。
しかも、どれか一つの原作準拠というわけではありません。
沢山ある原作の、どの要素を抽出し、混ぜ合わせ作品として作り上げるか。
それは、数多居るファンを納得させ、時には驚愕させる出来でなくてはならなかったのです。
そして、それは成功しました。
もちろん、完全無欠の作品なんて存在しません。納得いかない部分はあるでしょう。
(相方さんは、ハルクは再起動前の映画の方が、ヒロインがステキだと行っています。私も同意見!w)
興行収入的にもすべて黒字。どうにかこうにか、ファンたちを納得させる作品をずらりと並べたわけです。
で、さらにそれぞれの作品のファンを怒らせることなく、その合作映画を作らなければならないのです!

……これがどれだけ難しいものか、私には想像が付きません。
歴史ある作品ばかりです。設定やストーリーに軽く触れるだけでも、ものすごい情報量があります。
それを融合させ、そしてファンを納得させ……さらにはファンを『喜ばせ』なければならないのです。
ですが、私は今回のアベンジャーズがそれを成し遂げたと思っております。

ネタバレになるので何も言えませんが、脇役たちも素晴らしい。
というか、そもそもアメコミに脇役なんて一人も居ないのです。
人気が出ればスピンオフで主役になります。
エージェントのコールソンだって短編ドラマになるのです。(DVDの特典だけど)

閑話休題。ともかく、映画は素晴らしいものでした。
ヒーローたちも、そしてヴィランも、あらゆる登場人物にギミックの一つにいたるまで。
そのすべてが、見る人を喜ばせよう。そういう意志に満ちていたと私は感じました。
自分が生まれる前から、活躍していたヒーローたち。
小さい頃に彼らに触れ、彼らの活躍を毎週楽しみに待って、アニメを見、玩具を遊び。
時には仮装して、ゲームがあれば遊び、成長してからもこっそり続きを楽しみにして。
それが、いよいよ映画になる。
そのことを聞いて、こころが踊らなかったアメコミファンは居ないと思います。
ですが、同時に心配もしてしまうのです。
ああ、小さい頃から親しんできたあの世界、それがひどい映画になったらどうしよう?
それを乗り越え、さらにはファンを感嘆させてくれたわけです。

もう、感心・感激を通り越して、嫉妬すら覚える映画たちでした。
……もちろん、これで終わりではありません。作品はまだまだ続くそうで。
それを死ぬほど楽しみにしながら、とりあえず今日の感想はここまで。

……アメコミを見ているときに、私は一つ感じていることがあります。
クロスオーバー作品なんか特にですが、
アメコミのクロスオーバーはWTRPGに似ている、と。

ヒーローたちそれぞれはその世界を背負って、一堂に会しているわけです。
WTのPCたちも、それぞれのPLが作り出した世界を背負ってMSのもとにやってくるわけです。
私は、リプレイを書きながら、読者でありまた、生みの親でもあるPLたちをどうしたら喜ばせられるか、
それを考えながらリプレイを書くのです。
もちろん、時にはPLの意図を飛び越え、度肝を抜くのもありだとは思って居ますが♪

ということで、さらなる感想はまた近いうちに。
今日はこのへんで。
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  1. 2012/09/01(土) 23:59:59|
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